なかなか言いたいことが言えない人、ケンカをして仲直りしたい人、その思いをお稲荷様にうち明けてみませんか。かつて東海道島田宿には役所である「陣屋」がありました。そこに奉られたお稲荷様は、江戸時代から今日まで、町の人々に“風刺(悪口)稲荷”として愛されてきました。腹をわって話をすれば、きっとお稲荷様が縁を深めてくれます。
大 賞・1点 5万円
準大賞・1点 3万円
島田市長賞・1点 2万円
入 賞・4点 1万円
島田賞・1点 1万円
(島田市在住の方対象)
高校生審査員賞
1点 5千円分図書カード
 ジュニア部門賞
(小・中・高校生対象)
1点 5千円分図書カード

第13回「愛するあなたへの悪口コンテスト」入賞作品
  
審査員
審査員長 村松友視 氏(直木賞作家)


審査委員長 総評
 第13回目を迎え、「愛するあなたへの悪口コンテスト」の応募作品のテーマが多様化しつつ進化してゆくのを、ひしひしと感じる審査会だった。最終審査は、新しく審査員に加わられた鈴木善彦さんと島田商業高校2年生の杉本結実さん、それにお馴染みの審査員の方々との、4時間余にわたる和気藹々たる独特の空気感の中で、それぞれが思いの丈をぶつけ合い、最終的に充実した作品が選ばれたことをご報告いたします。
大賞となった「不機嫌な 妻にまな板悲鳴あげ」は、妻の不機嫌によって叩かれつづけるまな板に作者自身をかさねた、まさに“悲鳴”の伝わってくる作品で、まな板を擬人化して自分の気持ちをかさねる、その高い完成度に感服させられた。
 準大賞「百均の200円商品のようなウチの人。」という、やわらかく節度あり慈味にみちた夫へのほめ方にも、端倪(たんげい)すべからざる深みがあった。島田市長賞「ソファに寝そべる妻を 指鉄砲で撃ってみる」の弱者たる夫の物腰は、島田賞「私が布団に入ると聞こえてくる、夫が缶ビールを開ける音」の妻のやさしい上から目線との対比を成し、日常の風景からあるシーンを切り取るそれぞれの感性によるワザを、面白く味わわせていただいた。
 入賞2「味噌色の汁」、入賞3「アートだね 見事つながる 輪切りネギ」、入賞4「血も涙もおかずも無い」などのいわば“料理ジャンル”における、問答無用の切れ味も収穫のひとつ。また、「『一緒の墓に 入りたくない』って 孫がなぜいう ままごとで」が高校生審査員賞に選ばれたのは、やはりこの作品を推した私にとって意外だったが、高校生の審査員・杉本結実さんと、価値観を共有できたのはうれしかった。また、ジュニア部門賞「未来より 今をどうにか してよ彼」は、現代に生きる若者たちの心もようの断面を見事にえぐり取った作品だった。
 今回は、謎深い作品も多くあったりして、今後におけるこの賞の多彩さへの広がりの予感につつまれつつ、ああだこうだの論戦が展開された清々しさもあって、明るい気分で審査を終えることができた。
表彰式
平成29年3月26日(日) 11:00〜
島田市おび通り南側ステージにて
(雨天時 地域交流センター歩歩路)
これまでの入賞作品
これまでの入賞作品こちら
お問い合せ
〒427-0022 静岡県島田市本通三丁目6-1
(地域交流センター歩歩路 内)
(株)まちづくり島田
「愛するあなたへの悪口コンテスト」
実行委員会事務局
TEL.0547-33-1550 FAX.0547-33-1565
 
大 賞
不機嫌な 妻にまな板悲鳴あげ
山田 明 66歳(千葉県印西市)
準 大 賞
百均の200円商品のようなウチの人。
船岡 五郎 70歳(東京都三鷹市)
島田市長賞
ソファに寝そべる妻を 指鉄砲で撃ってみる
梶浦 公靖 69歳(東京都豊島区)
入 賞
じっと座っているかと思いきや 長座前屈ストレッチ中らしい
PN もふもふも 25歳(香川県宇多津町)
味噌色の汁
PN りすりす 27歳(埼玉県富士見市)
アートだね 見事つながる 輪切りネギ
PN ベンジャミン 41歳(兵庫県神戸市)
血も涙もおかずも無い
PN にぼし 30歳(神奈川県秦野市)
島 田 賞(島田市在住の方対象)
私が布団に入ると聞こえてくる、夫が缶ビールを開ける音
住川 清美 59歳(静岡県島田市)
高校生審査員賞
「一緒の墓に 入りたくない」って 孫がなぜいう ままごとで
森岡 雅信 61歳(千葉県松戸市)
ジュニア部門賞(小・中・高校生対象)
未来より 今をどうにか してよ彼
井上 美波 14歳(大阪府大阪市)
 (第13回応募総数:3,666点) 
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第13回コンテストの様子

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